2025年六甲全縦大会について

ワクワクが止まらない

兵庫県勤労者山岳連盟は1966年に創設され、その年の12月4日第一回六甲全山縦走大会を開催しました。その時の参加者は62名と記録されています。歴史と共に多くの参加者が六甲山を歩いています。手許データの集計では57135名の参加者となっています。そして、来年3月9日開催の「兵庫労山六甲山縦大会2025」は57回目の大会となります。

引き続きコンパクトに運営

コロナ禍の開催中止を受けて前回(2023.3.12.)の大会では、コンパクトな大会運営に切替えました。今大会も引き続きコンパクトな大会運営といたします。一方、大会後のアンケート結果や大会関係者からの意見を聞き、限られた予算の中で、事故の無い大会運営のための工夫や参加者へ記念品の復活などを計画しています。一過性のイベントではなく、みんなで六甲を歩くこと、全縦を通じてもっとたくさんの山体験を共に築いていくこと、感動体験を残していくことを目指します。

安全面を考慮し「サポート会」を中心に六甲を歩きます

兵庫県勤労者山岳連盟には40の山岳会と2000名の会員が所属しています。山岳会と聞くと敷居が高くなりがちです。しかし、組織化された山登りはリスクを軽減してくれます。私たちは六甲全縦を一つの通過点として、日本アルプスを初め、まだ見ぬ山の姿に接してほしいと願っています。 単独で黙々と縦走するのではなく「サポート会」にエントリーして、事前トレーニングや会活動に接してもらえるように工夫しています。下山報告、緊急時の対応など「サポート会」が主となりサポートします。

事前トレーニングへの参加を推奨します

六甲全縦は須磨浦公園から塩尾寺下広場まで44.9kmを走きます。初めての挑戦は不安が先に立ちますが、「サポート会」が事前トレーニングを目的にした公開ハイクを準備しています。山を愛する仲間と一緒に行動することで、当初抱いていたドキドキは消えていきます。是非、事前練習に参加して3/9を迎えてください。スタートラインでは、わくわくが止まらないですよ。

アルプス縦走への道標 

完走した自信や反省を抱いて、組織化された団体を通じて継続的にスキルアップができます。「サポート会」では、一日登山教室、市民ハイク、お試しハイク、岩教室などの公開山行、そして、アルプスを目標にした「夏山登山教室」といったプログラムが組んでいます。是非、継続して労山活動に参加してみてください。